感染症や自然災害、地政学リスクなど、ビジネス環境の不確実性が高まる中、多くの企業においてサプライチェーンの混乱が大きな経営課題となっていますが、化学業界も例外ではありません。
本セミナーでは、予測不可能な世界における化学業界のサプライチェーン課題を分析するとともに、迅速かつ信頼性の高い意思決定をおこなうための処方箋について考察します。
アジェンダ
コロナ禍や自然災害、地政学リスクなどの不確実性の高まりにより、サプライチェーンの監視/将来予測/問題発生時の迅速な対応がこれまで以上に重要な事業課題になっています。クニエでは、今日のサプライチェーン上の事業課題解決には、サプライチェーン管理(SCM)のあり方そのもののアップデートが必要だと考えています。また、とりわけ化学業界においては、M&Aによるグローバルレベルでの選択と集中を進めた結果、サプライチェーンやその管理のあり方が複雑化しており、こうした問題がよりクリティカルな形で表面化しつつあると認識しています。本公演では、弊社が昨秋発刊した書籍「ダイナミック・サプライチェーンマネジメント」よりそのエッセンスをご紹介するとともに、化学業界の概要を踏まえつつ、化学メーカーへのサプライチェーン計画に関するBPR事例紹介を通じて、上記課題に対する打ち手の方向性についてご提案します。
本セッションでは、想定外の事態にも対応可能なサプライチェーン計画の必要性とその具体的なソリューションであるKinaxis RapidResponse®について紹介します。あらゆる変動に対し需給のバランスを調整するシミュレーションや、地域/組織横断的に同時並行して計画を策定するコラボレーション手法とソリューションコンセプトについて解説し、化学業界の事例を交えながら迅速な意思決定と企業のオペレーションパフォーマンスの向上に貢献するRapidResponseを用いたデモもおこないます。